ヨーロッパにおいて最も高地にある葡萄畑の1つの中で、海抜1100メートルの野天に寝る―ダリオ·ディ·ベッラ

By 27/08/2015 September 23rd, 2015 ニュース

友だちの写真家であり執筆家であるダリオ·ディ·ベッラは、エトナに対する並外れた愛情を明らかにし、僕たちの葡萄畑をテント無しで野天で過ごす一連の夜の宿営地に入れたがった。ベッラがミクロ冒険と呼ぶこれらの夜は、自然を愛し、環境維持を挙げる観光旅行の愛好家に熱心に追われている。ダリオは、人生を夢に、自然と写真と執筆に、捧げることを決心した数少ない人々の一人である。愛妻とともにミラノを後にし、時間の大部分をネブロディで過ごしている。

年月をかけ慎重に、この自然復帰を計画した。二人のブログ www.voglioviverecosi-lupolibero.blogspot.it は、二人の人生のいくつかの時点の日記であり、二人の簡素さと深さと、二人のあらゆる行動の示す地球に対する尊敬を証明している。二人を想いながら、ここにダリオのいくつかの記事を紹介する。次のリンクにおいて、記事全部と何枚かのすばらしい写真が見られる。http://voglioviverecosi-lupolibero.blogspot.it/2015/07/sleeping-in-vineyard-microadventure-4.html

『美が世界を救うだろう』フョードル·ドストエフスキー

「『時点ゼロ』からほぼ4年。常に異なる経験でいっぱいの新しい人生の始まりから。探しているんだ、美を―シシリアの山に、平原の細道に、自転車で走る陽の照った、時として雨で光る道に。

探しているんだ、美を―兄弟のような友だちの夢の中にも。

サンタマリアラナヴェはエトナ山の西側、海抜1,100メートルにはめ込まれた緑色の破片である。古い葡萄畑、全ヨーロッパにおいて最も高地にある葡萄畑の1つ、無関心さから免れて、15年前に救出され、尊重と愛情込められた世話でもって栽培されている。仕事に一身をささげる、特別な人々の英雄的な葡萄畑。

サンタマリアラナヴェはちょっとは僕のものでもある夢を語る。救出し、尊重し、再建する。僕はここで、葡萄の木の横、桜の木の枝の『屋根』の下、野天で一夜過ごした。僕の近くには、古い田舎家の空積みの石塀。ネブロディの遠い山々に沈む太陽を見た。星の溢れる夜を見た。光が満たす明け方を見た。背後には、途方もなく大きい、安心感を与える、親しみある存在、エトナ山があった。

煙を吐き出していた、偉大な火山—その斜面に広がる葡萄の木、葡萄畑、果物畑に目を配っているようだった。ひょっとしたら、昨晩、僕は何かを直観したのかもしれない。ドストエフスキーの、あの難解な言葉、「美は...」

Vigna NAVE

午前9時、光が溢れ、目が眩む。葡萄の木と、粒がまだ緑で小さいけれどしっかりした房に挨拶をする。成熟し、最高の果汁を与えるだろう、今年も。

大地は、それに背を向けない者には寛大である。

大地は夢を見、築き、信じることを愛する者のために作られている。

チェスナット材で覆われている鉄—これも美しさヘの尊敬と愛情だ―の門を閉める。エトナ山をもう一度最後に眺める。登山靴は火山灰で被われている。暑い。上から見たサンタマリアラナヴェはほぼ架空のように見える。

ひょっとしたら、そうかもしれない、夢がそうであるように。

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