カルマロッサ   エトナDOC赤ワイン(赤い平穏)

高い召命を受けた小さな葡萄畑からの独特なエトナロッソ

Calmarossa Sicilia DOC Rosso
Tris Calmarossa Sicilia DOC Rosso

1980年にムローネ家がヴィアグランデ村に購入した土地にはネレッロマスカレーセ種とネレッロカプッチョ種のアルベレッロ式仕立ての小さい葡萄畑が存在していた。すぐさま、友人の農学者ワイン専門家の助けを得ながら、最初の“実験”が始められた。葡萄畑から二、三百本のワインを得ることができ、それは手作業による収穫や圧搾過程に参加した友だちの間で分け合われた。それの日々は、お祭りの日々だった。これらの時が、ムローネ家とエトナの葡萄栽培の中心である赤品種との解けることない親密な絆を造りあげた。それゆえ、ムローネ家は、エトナの古い品種であるネレッロマスカレーセとネレッロカプッチョの選別された葡萄からワインを生産することによって、この絆に敬意を払うことが大切である、と何年も考え続けていた。カルマロッサはこれらの品種と私たちの関係を表わしている。紫がかったルビーの赤色、花と果実の調べがあり、森の下生え、軽い焙煎、ヴァニラ、シナモンの香りがする。優雅な酸味、調和がとれ持続的である。長い寿命を思わせる均衡のとれたタンニン性。

 呼称:  エトナ DOCロッソ

 品種:  樹齢平均40年のネレッロマスカレーセとネレッロカプッチョ。

 生産地域:  エトナ山の南東斜面、海抜約500メートル

 葡萄畑の特徴:  火山質の土で鉱物と有機物が豊かな土。アルベレッロ式仕立ての古い植樹から葡萄畑はなる。1ヘクタールあたり8,000本。収穫は1株あたり1kg。

 気候:  高湿度の気候。冬と春に雨が多く、日中の気温差は相当である。

 収穫:  厳格に手作業で、10月の最初の週に行われる。葡萄は許容量18−20kgの箱に収穫され、収穫直後、ワイン醸造所に運ばれる。

 ワイン製造について:  箱の中身は葡萄房の茎除去-圧搾機にあけられ、この過程から得られる葡萄の房の茎は肥料として利用されることになる。果皮としぼり汁からなる圧搾されたものは、イノクッス鋼のワイン製造機に入れられ、製造機がいっぱいになれば、土着の酵母菌が注入される。温度は26度に上げられ、圧搾した葡萄汁のマセレーションの間中、この温度は維持される。発酵は毎日モニターされ、容器のタンク下部から葡萄汁がポンプで抜き取られ上に送られ再び樽に注入され、その際、これを通じて表面に浮かぶ葡萄滓が湿らされることになる。21日の葡萄汁マセレーションと発酵の後、澱とワインが分離される。ワインは他のタンクに移され、葡萄滓は手動ポンプで圧搾のために圧縮機に移され、そして蒸留酒製造場に贈られる。2,3日後、赤ワインは澱を除かれ、別のタンクに移され、リンゴ乳酸菌による発酵が18度に制御された気温下で進められる。この過程では、リンゴ酸が(リンゴ乳酸バクテリアにより)乳酸と無水炭酸に変化し、ワインの酸度が下がり、口当たりのまろやかなものにすることになる。リンゴ乳酸菌による発酵終了後、ワインは澱を除かれ、フランスオーク材のバリックに移され、最低12ヶ月熟成される。木樽での熟成の後、ワインは鋼の容器で清涼、濾過され、落ち着かされ、瓶詰めされる。この後さらに瓶熟成が少なくとも6ヶ月行われる。

 五感で感じられる特性:  視覚的には、優雅な紫がかった美しい赤色。鼻には赤い果実と、ヴァニラ、森の下生え、軽いシナモンの香りを思い出さす。口には、優雅なコクのあるワインである。調和的で持続的で、渋さも適度である。

 アルコール度:  14,5%.

 適した料理:  赤い肉と熟成チーズに最適である。ネブロディ豚のほお肉ラード製造の調味として。賞味理想温度 18度。

 生産量:  0.75リットル瓶約2,000本

 熟成期限:  10 年

 最初の収穫年:  手工業職人的小規模ワイン製造は1980年から。

 

脚注:
(1) 2014年の収穫のデータ。以前の収穫については、 sonia@santamarialanave.com.
(2) 発酵に使われる土着の酵母菌は、ベナンティワイン会社の研究結果であり特許である。
(3) 2014年以前のワインは100%、ネレッロマスカレーセ   シシリーIGTである。

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