シェフ、アンジェロ•スクデリがミッレスルマーレとカルマロッサ

By 02/02/2015May 14th, 2015ニュース
Chef Angelo Scuderi

シェフ、アンジェロ·スクデリは、エトナ郷土料理を伴うための、自分のレストランが拠りどころとするワインとして、そして、いくつかのレシピの材料として私たちのワインを選んだ。レシピは、ブログに将来、掲載するつもりである。シェフ、スクデリの感謝しつつ、私たちに誉れを与えてくれるシェフのメニューのど導入部のページを掲載しよう。

シシリア料理は、その地の住民のように、何世紀にも渡って、数知れない文化の影響と、シシリアを祝福する素晴らしい自然によって形づくられたものだ。シシリアを通過した民族はいつも何かそこに加えた。このようにして、アラブ人、フェニキア人、スペイン人、ノルマンディー人らは、並ならぬ料理文化を造り上げるのに貢献したのだ。この文化は、“支配者”民族の影響から良いものだけを吸収し、自分のものにし、スパイス香料、島に育つ果物と花の香りと合体させたのだ。エトナの存在の奇跡は、シシリア東部全域の料理伝統に特殊な魅力を加え、山の香りと海から生まれた古い火山の限りない肥沃性の香りでもって豊かにする。

これから紹介する料理のプロジェクトは、私たちの素晴らしい火山とその最も代表的で純粋な材料を尊重しようとするもので、島の他の地域からの選りすぐりの影響も無視していない。何年もの研究と、熱情と、眠れない夜の結果である。私は、どの材料も最大の注意を払って選別した。自らその産地を確認し、その栽培、収穫、生育に注がれた愛情を確認し、供給者の倫理原則の遵守を確かめた。私の料理には、私たちのすばらしい自然を完全な姿で表現するため、深い海からあるいはエトナの限界の高度から届く材料が入っているのだ。

私の料理の純粋さの象徴として選んだワインはサンタマリアラナヴェ会社のミッレスルマーレである。高度1,100メートルとヨーロッパで最も高いところにある、エトナ山腹の魅惑的な英雄的な、グレカニコドラト種の葡萄畑の、完全に土着の生産品である。私は一年の様々な季節に葡萄畑を訪れ、収穫し、発酵前の葡萄を試したし、熟成期間中の葡萄汁を試した。このワインを、料理の伴として、また料理の基本材料として、私は選んだ。なぜなら、私はその火山的性格を讃え、その価値を分かち合うからだ。

私の料理、きかん気であると同時に規律ある、ミニマリストであり混乱した料理、シシリア人のような料理をみんなが楽しんでくれることを願っている。ブォンアペティット(さぁ、召し上がって)!」

アンジェロ·スクデリ

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